パッシブクーリング用として名を馳せたHR-01の正統進化版が遂に登場!!
HR-01からの変更点としては、Ultra-120とUltra-120 eXtremeの関係と同様、ヒートパイプ数が6本に強化されています。
High Riserシリーズは、”パッシブクーリング”を非常に意識して作られた製品であると見受けられます。
フィンピッチ
最大フィンピッチはNINJAシリーズには及びませんが、サイドフローCPUクーラーの中でも最大クラスのフィンピッチを持っています。
フィンフランジ
High Riserシリーズの特徴として、フィンに穴が用意されています。これはエアフローが良くないケースを利用したときでも、ケースのサイドファンで冷せるようにするための工夫であると考えられます。さらに単に穴を空けるのではなく、折曲げるというところがポイントで、こうすることで表面積を犠牲にしなくても済むわけです。
フィンの長さ
一般的に対流の走査距離(HR-01の場合は60[mm])が短いほど、静圧特性は改善され、ファンが弱くても冷えやすいものと考えられます。このためNINJAよりも、距離的な概念を考えるとエアフロー特性は良いのではないかと考えられます。
表面積とエアフロー特性はトレードオフ
つまり、表面積を稼ぐのか、フィンピッチや走査距離を意識するかは、冷却性能と静音性のトレードオフに直結しているというのが言えるのではないでしょうか。一般受けするのはバランスタイプであると考えられますが、このHigh Riserシリーズはまさにバランスを大切にした製品ではないかと個人的には見受けられます。
カンチレバー効果
重量はヒートパイプ分、HR-01よりも増加しております。また背が高いことでも有名で、カンチレバー効果が強いと予想されるため、バックプレートは必須と考えた方が良いでしょう。その証拠として、付属品を見る限り、全てのプラットフォームでバックプレートを使用するようです。よって、ソケット478やSクリップによる固定を行なう場合は、紐などで補助した方が安全だと思います。
重量超過の危険性
特に、桁違いな重量でないかぎりは、PC稼働中の事故は事例として見たことがありません。問題とされるのは、ケースを移動する際の負荷です。そのため、重量の大きいクーラーを搭載しているときには激しくケースを揺らしたり、移動させたりすることは好ましいことではないでしょう。ちなみにIntelやAMDでは450g程度までを推奨しているようです。
http://www.silentpcreview.com/article290-page1.html
