現在では、一般的なプラットフォームはソケット370~LGA775、ソケット462(A)~AM2など多種多彩になっています。アーキテクチャが変更されれば、CPUのピンの数が変わるなどソケット周りが変更されてしまいます。この激変の自作PCの世界で、CPUクーラーはCPUソケットの変更に大打撃を受けるパーツの一つです。
例えばソケット462でもPAL穴の有無によって対応するクーラーが異なってくるなど、非常にややこしい状況になっています。マザーボードも星の数ほどの製品が登場しており、クーラーメーカーとしても全てを抑えるのは不可能な状況です。加えて、CPUクーラーというパーツそのものが保証される製品ではないため、暗黙の了解としてマザーボードに乗らなくとも返品は難しいという一面があります。
しかし、CPUクーラーメーカーとしても、このような状況をただ指をくわえて見ているわけにもいきません。CPUクーラーメーカー、PCサプライメーカーからは、各種異なるソケットに対応するアダプタが登場しています。
実際の製品
| MB | メーカー | 名称 | 対応製品 |
| L775 | Thermalright | LGA775 RM | XP-120 XP-90 SI-120 |
| AM2 | Thermalright | Customized AM2 RM Rev.A | HR-01 Ultra90 SI-97A |
| AM2 | Thermalright | Customized AM2 RM Rev.B | XP-120 XP-90 XP-90C SI-128 ソケット478クーラー全般 |
| 478 | Thermalright | P4-478 RETENTION KIT | SI-128 HR-01 Ultra90 Ultra120 |
| K8/L775 | サイズ | ユニバーサルリテンションキット | Socket478クーラー全般 |
| K8 | CoolerMaster | K8-RM-F1 | Socket478クーラー全般 |
※Thermalright社製のものは後方互換性が必要に強く、サーバー用途のものや古いものを除いては、ほとんどのソケットに対応します。ただし、基本的にはもともと対応している製品を買われた方が宜しいでしょう。中に保証外のものも含まれていますので、自己責任でアダプタを使用してください。また、モノによっては複数のアダプタを組み合わせる必要もあります。